社員インタビュー

50年、100年後の未来を見据えて、効率的な資源活用を。

選鉱係

伊藤将太

幼い頃から目にしていた場所が、現在の職場です。


高校生の頃、学校に張り出された求人票を見て当社のことを知りました。幼い頃から何度も目にしていた山が職場になる。純粋な興味と好奇心を抱いて入社を志望しました。また、大企業の子会社である安心感も決め手の一つです。
入社時から現在まで、採掘された石灰石を品質やサイズで選別する、選鉱係としての役割を担っています。具体的には、石灰石が運ばれるベルトコンベアーの運転を管理する制御室での仕事と、ベルトコンベアー等の設備に異常がないかを点検する現場での仕事があります。入社時は地図を手に設備の位置と名称を一つずつ覚えていき、点検を一通りできるようになった頃、制御室での仕事も任せてもらえるようになりました。

社歴に関係なく、成長を実感できる。


立坑に投入された石灰石は坑内で曳き抜かれ、破砕・運搬・ふるい分けの工程を経て、用途に応じたサイズへ石灰石製品が作られていきます。その工程を担う設備が24時間フル稼働している状態が理想的なのですが、当然、毎回そのように上手くいくわけではありません。
例えば、雨の日。水分に加え泥分を多く含んだ石灰石は、ベルトコンベアーが所定の能力通りに稼働しないケースがあります。そういった場合、その都度運転方法を切り替える必要があるのですが、自然が相手な分、絶対という正解がない難しさを常日頃感じています。
ただ、難しさがある分、その日の経験が次の日の糧になる仕事だと思っています。一度直面した困難も、次は適切な対処ができるようになる。たとえ何年在籍していようと、常に成長を実感できる職場です。

意見に耳を傾けてくれるのが、会社の魅力。

仕事内容に加え、当社の社風によって、自らの頭で考える力が身に付いたと思います。というのも、当社には社歴や年齢に関係なく、新しい意見に耳を傾けてくれる風土があるからです。例えば、新しい設備が導入された際、より生産効率が上がると考えた使用方法を提案してみると、必ず「一度やってみようと」言ってもらえます。
今後は、これまでに得た知識や経験を自らのためだけでなく、会社のために還元していきたいです。今採掘をしている山の資源も、無限ではありません。いかに無駄なく、効率的に資源を採掘できるか。今ある環境を50年、100年と受け継いでいけるよう、自分に貢献できることをしていきます。

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